不登校になったらまずすることリスト[本人・親・学校別]

こんにちは。

臨床心理士&公認心理師の高橋です。

この記事では
不登校になったらまずすること
についてお伝えします。

・本人編
・親編
・学校編

と、
立場ごとに分けて
書きますので、

ご自身に合うところを
お読みいただければと思います。

本人編

  1. 無理はしない
  2. 休むときは出来るだけリラックスできるようにすごす
  3. 休むことは、今は仕方ないと思う
  4. 自分の心や身体がどんな感じなのか、自分が分かる範囲で、親や先生に伝える
  5. 病院は勧められたら行く
  6. 学校に行けるときは学校に行く

親編

  1. 本人の訴えを真摯に聴く
  2. 家庭が安全で安心して休める場所になるように環境を整える
  3. 学校と連絡を取り合う
  4. 親だけでも専門家に相談に行く(スクールカウンセラー、教育センターなど)
  5. 身体症状がある場合は病院へ(頭痛・倦怠感・不眠・朝起きれない、など)

学校編

  1. 無理はさせない
  2. 可能なら本人と直接話をして、本人の訴えを真摯に聴く
  3. 親とは密に連絡をとるが、責めることにならないように注意をする。あくまでもサポーティブに
  4. 専門家(SCやセンター)のコンサルテーションを受ける
  5. 学校が配慮できることはする

解説

このリストは、
不登校を治療するための方法ではありません

実際の不登校の治療やカウンセリングでは
本人の状態を丁寧に理解をして
本人にあった方法を用いる必要があります。

 

では、このリストは何かというと、
不登校の治療をするための事前準備

不登校の治療を円滑に進めるために

本人や周りの人が気にかけると良いこと
を簡単にまとめたものです。

 

人が困難に出会ったとき

受容的で支持的な環境があることは

困難に打ちのめされそうな人を
勇気づける重要な要素の一つです。

 

受容的で支持的な環境が作られることを
念頭において、
上記のようなリストを作りました。

 

ただし、

不登校は、何ごとに関しても
「こうしなければならない」
ということはありません。

基本的に全てケースバイケースです。

ですので、
このリストも必須ではありません

 

まずはじめの応急処置として
目安にしていただいて、

そこから先は、
専門家に事情を詳しく説明されて
相談しながら進めていただければと思います。

 

また当サイトでも、
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