【恋愛心理学】「恋愛」と「好意」の違いとは?

今日は恋愛心理学の理論を一つ紹介します。

 

紹介するのは、

ルビンの好意尺度と恋愛尺度

というもの。

 

ある人に感じた魅力は、

「好意」としての魅力なのか、

「恋愛」としての魅力なのか、

それには

質的な違いがある

という研究です。

 

「好意」と「恋愛」

この2つを区別する

「好意尺度」と「恋愛尺度」

というものを作ったのです。

 

 

好意尺度

  1. 〇〇さんは私の知り合いの中で、もっとも好ましい人物だと思う。
  2. 私は〇〇さんをとても適応力のある人だと思う。
  3. 〇〇さんは責任ある仕事に推薦できる人物だと思う。
  4. 私は〇〇さんのような人物になりたいと思う。
  5. 〇〇さんと私はお互いに、とても良く似ていると思う
  6. 私は〇〇さんと一緒にいるとき、ほとんど同じ気分になる。

恋愛尺度

  1. 〇〇さんと一緒にいられなければ、私はひどく寂しくなる。
  2. 私は一人でいると、いつも〇〇さんに会いたいと思う。
  3. もし〇〇さんが元気がなさそうだったら、私は真っ先に励ましてあげたい。
  4. 〇〇さんのためなら、ほとんど何でもしてあげるつもりだ。
  5. 〇〇さんと一緒にいると、相手の顔を見つめていることが多い。
  6. 〇〇さんを独り占めしたいと思う。

 

参考文献:青年の心理日本版 Love-Liking 尺度の検討

 

 

研究の説明

そのまんまなので
説明も必要ないかもしれませんが、

一応、説明をすると、

上記の「〇〇さん」の部分に、
特定の人物を思い浮かべます。

 

で、

どれだけ当てはまるかをチェック。

 

友人の場合は、
「好意尺度」だけが高まり

恋人の場合は
「好意尺度」と「恋愛尺度」の両方が高まる

 

ということを明らかにした研究です。

 

恋愛の場合は、

・ずっと一緒にいたい

・相手のために尽くしたい

・相手を独り占めしたい

などの気持ちがあることを明らかにしたのですね。