ご質問「重い仕事で毎日が苦痛です。心を強く持つ秘訣を知りたいです。」

ご質問「重い仕事で毎日が苦痛です。心を強く持つ秘訣を知りたいです。」

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こんにちは。臨床心理士の高橋です。

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今回は「心を強く持つ秘訣」
についてのご質問にお答えします。

ご質問

こんにちは。
初めて質問させていただきます。

大変重い仕事を任され
2年が経とうとしています。

具体的には
超不採算プロジェクトの営業です。

毎日精神安定剤を3錠飲みながら
やっとの毎日です。

たくさんの不安を
受け入れでいるつもりですが、
毎日が苦痛です。

子供達の為に、
辞める訳にいかないのですが、
まだまだ解決は遠いので、
心を強く持つ秘訣を知りたいです。

よろしくお願い致します。

臨床心理士の回答

ご質問ありがとうございます。

大変重い仕事を
2年も続けていらっしゃるのですね。

超不採算プロジェクトの営業というと、
最初から無理のある仕事、
やってもやっても成果が出にくい仕事、
というようなものなのでしょうか…?

 

「心を強く持つ秘訣を知りたい」
ということでしたが、

私が思うに
そのような重い仕事を
2年も続けているのであれば、

すでに質問者さんは
「心を強く持つことが出来ている」
のではないでしょうか…?

 

けれども、
それでもなお
「心を強く持つ秘訣を知りたい」
と思われるということは、

もしかしたら
上手くやれている自分自身を
自覚しきれていないのかもしれません。

次の図をごらんください。

我々、人間は
大変な出来事に出会った時に
一方では、心の中で苦痛を感じながらも
もう一方では、「やってみるか」と
心のどこかで落とし所をつけて
やるべきことに取り組んでいます。

この落とし所をつける思いのことを
心理学では「適応的な思い」と呼びます。

けれども次の図のように

適応的な思いがありながらも
その気持ちが十分に自覚できていないと、
一見すると
「辛い」のに「仕事をする」と
「思い」と「行動」が一致しない体験に
なってしまいます。

 

このように
「思い」と「行動」が一致しない体験自体が
実は大きなストレスの原因となるのです。

 

大変な仕事を「一次ストレス」だとすると

そこから派生した
「思い」と「行動」の不一致
によって起きるストレスは
「二次ストレス」と言えます。

 

大変な仕事自体は、
おそらくどうすることも出来ないのでしょう。
(どうにか出来ているのであれば、
ここで相談はしていませんよね)

けれども一方で、
「二次ストレス」は解消することができます。

 

自分の中で
適応的な思い方がすでに出来ているのですから
それを自覚するだけで良いのです。

の状態から
適応的な思いを自覚して

の状態にすれば、

大変な仕事や、苦痛はそのままでも
「思い」と「行動」の不一致による
二次ストレスは解消することができます。

そうすると、
今よりも少し楽に、大変なお仕事を
粛々とこなせるようになります。

 

では具体的にはどうするかというと

ご自身の中で思っているであろう
適応的な思い方を
実際に行動するときに
心の中でつぶやいてみるのです。

例えば
しぶしぶ仕方なく
やるだけやるか
と思っているのであれば、

仕事をするときに
しぶしぶ仕方ない調子で
「やるだけやるかぁ」
と心の中でつぶやいてからやるのです。

言葉をつぶやくためには
しっかりとその言葉そのものを
心の中に思い浮かべなければなりません。

そのため
自分の気持ちをあえてつぶやくことで、
適応的な思いをしっかりと意識して
自覚できるようになるのです。

つぶやくことで

から

の状態にすることができるのです。

 

ただし
これをするためには
自分自身がすでに思えている
適応的な思いを
自分でも分かっていなければなりません。

 

そのため、
もしやっていくなかで
上手くいかない
さらに辛くなる
ということがあれば、

もう少し詳しく
自分自身の心と向き合う
必要があるかもしれません。

そのときは、カウンセリングをご利用ください。

カウンセリングの対話を通して、
自分自身がどのような気持ちで
適応的な行動を取れているのか
臨床心理士と一緒に
詳しく検討することが出来ます。

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