「そうだん」はギフトです。[心理カウンセラーの日常そうだん論]

「そうだん」はギフトです。[心理カウンセラーの日常そうだん論]

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臨床心理士の高橋です。

普段は、学校や病院、企業などで心の相談を受ける仕事をしています。

いわゆる心理カウンセラーというやつです。

この記事は、そういったプロの相談ではなくて
普通の人が日常でする「そうだん」のお話です。

(タナカユウキさんの「けんちく」を真似させていただきました)

プロの相談も、日常のそうだんも
本質はそうかわりません。

プロのカウンセラーの考え方や技術は
きっと普段のそうだんでも役に立ちますよ。

よかったら読んでみてくださいね。

 

そうだんはギフトです。

さて、今日のテーマは
「そうだんはギフト」
というお話し。

初回なので、
まずは、そうだんについての「考え方」について
お話ししたいと思います。

そうだんを受けるというのは、
なかなか難しいものですよね。

おせっかいになってしまったり…
聞いている方が苦しくなったり…
ちゃんと聞いてないと怒られたり…

なかなか簡単にできるものではありません。
そんな時は、そうだんの見方を
少し変えてみるといいかもしれませんよ。

そうだんはギフト、
「贈り物」だと思ってみましょう。

 

おせっかいはギフトの押し付け

そうだんはギフト、ですから
贈られた後、それをどうするかは、もらった人の自由です。

「せっかく相談に乗ってあげたのに
なにも言ったことをやってないじゃないか」

などと、怒るのはお門違い。

贈ったギフトの使い道まで、事細かにチェックするなんて
そんなこと、普通はしませんよね。

 

ギフトを贈った後は、
「気に入ってくれたらいいな」
と思いながらも、

どこかでは
「気に入らなくても、まあ仕方ないか」
とも思うはずです。

そういう気持ちでそうだんを受けると
へんに疲れたり、気張ったりしなくていいですよ。

 

贈り物をあげるのはあなたの自由

あるいは逆に、そうだんを受けていたら
聞いている方が苦しくなってしまった…
なんてこともあるでしょう。

本当は自分のことでいっぱいいっぱいなのに
長電話で悩みをきかされて困る…

などよくある話ですよね。

 

そんな時も
「そうだんはギフト」
という考え方に戻ってみてください。

 

ギフトなのですから、
それはあなたが好意であげるものです。

いまはちょっとキツイな、
あげられないな、

という時は、あげなくていいのです。

そうだんに乗るか乗らないかの主導権は、
常にそうだんを聞く側にあります。

難しいときは
「ごめん、いまは難しいんだ」
ときっぱりと断りましょう。

依存的なひとは、
なんだかんだ言ってくるかもしれませんが、
それはあなたにはどうしようもないこと。

ギフトなのですから、
あげて喜ばれることはあっても
あげないことを責められることはありません。

 

そうだんは相手の幸せを願う行為

そうだんとは、相手の幸せを願う行為です。

役に立つかどうかわからないけれども、
喜んでくれたらいいな、
そう思って渡すギフトのように、

そうだんに乗ることで、少しでも
その人にとっていい方向に進んでくれたらいいな
と、願って行うものです。

 

そう思ってみると、少し肩の力をぬいて、
あなたらしい形で、そうだんを受けることができそうじゃありませんか?

 

そうだんはギフト

そうだんの後の主導権は、相談をしている側がもっている

けれども、

そうだん自体の主導権は、相談を受けている側がもっている

 

それが、そうだんの面白いところです。

本当にギフトにそっくりですよね。

 

カウンセリングも本質はギフト

ちなみにカウンセリングは、
「お金をもらって相談を受ける行為」

ですけども、

こちらも本質はギフトです。

 

結局、専門のカウンセリングも
相談内容を、その後どう生かすか、あるいは生かさないか
ということは、相談をした本人が決めることです。

相談を受けた側には、どうしようもないことなのですよ。

 

それでも最大限、良いカウンセリングをする。
けれども、それを押し付けない。
むしろ不満を聞いて、次はもっと良いギフトができるようにする。

それがプロのカウンセラーのお仕事です。

 

お金を払って、ギフトをもらう

別の言い方をすると、
カウンセリングを受けるというのは、
お金を払って、ギフトを贈ってもらうことです。

なんで、そんなことをわざわざするのかというと、
そうすることで、思う存分、相談をすることができるからです。

そうだんはギフトなのですから、
普通の関係では、ギフトを貰いっぱなしというのは、
ちょっと気まずくなってしまいます。

「貰ってばっかりでまずいな」とか
「お返しをしなければならないかな」とか

そんな気持ちになることが普通ですよね。

そうすると、気を使ってしまい
思う存分相談できなくなってしまいます。

カウンセリングというものは、
お金を対価として払うことで
思う存分、相談できる、
素晴らしい発明なのです。

 

わたしたちプロのカウンセラーは
「お金をもらうことで、相談というギフトを渡しますよ」
という「契約」をしているのです。

だから、その契約の範囲内では、必ず相談を受けなければなりません。

そこが一般の「そうだん」とは違うところです。

 

そうだんで対価は受け取らない方がいい

逆に言うと、普通の人間関係の「そうだん」では、
対価は受け取らない方がいいでしょう。

そうした瞬間、あなたの「そうだん」は
ギフトでありながらも義務になってしまいます。

 

ギフトでありながら義務になると大変ですよ。

 

気にいるかどうか分からない贈り物を、
相手が満足してくれるまで、贈り続けなければならないのですから。

ほとんど無理ゲーになってしまうこともあります。

 

だから、わたしたちプロは「限界設定」というものを契約に盛り込みます。

時間は50分までですよ、とか
法律に反する行為は通報しますよ、とか

そういうことをかなりビジネスライクにやります。

 

でも一般のそうだんでは、そこまでできないのが普通ですよね。
だから普通の人が受けるそうだんは、対価を受け取らない方がいいのです。

甘々な契約で対価を受け取ってしまうと
「きいてくれるって言ったじゃない」
いつまでたっても義務から抜け出せなくなってしまいますよ。

 

悪いことは言いません。
素人がそうだんの対価をもらうのはやめましょう。

 

ギフトはギフトのまま、
対価を受けとらずに
あなたが渡したい時に、渡せばいいのです。

 

まとめ

まとめると
・そうだんはギフト
・そうだんの結果は、相手に任せるもの
・そうだんが難しい時は、断っていい
・そうだんで対価をもらうのは危ない

ということですね。

 

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そのお金で、わたしはまたグリーン車に乗って、次の記事を書きます笑

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