性別違和と原因の考え方について

性別違和と原因の考え方について

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こんにちは。臨床心理士の高橋です。

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今回は「性別違和とその原因」
についてのご質問にお答えします。

ご質問

私は30代の女です。

普段は女であることに
嫌悪感を感じたりしませんし、
男性のことを好きになります。

ただ、私は女性と話すよりも
男性と話している方が
何も考えなくてよく安心します。

女性と話をする時は
気を使って本音を話せません。

男性と話す時は
叩きあったりちょっかいをかけたりして
楽しく話せます。

女性のことを
中身のないことばかりよく話せるな、
と見下してしまっている自分も居ます。

男性のギャンブル話も嫌いですが、
男としての熱い話だったり、
理論的な話は大好きです。

女性の輪より
男性の輪の中に入っていた方が
話が合います。

仕事の面だと
女性では立ち入りにくい現場作業で
汚れて汗を流しながらしてみたい
と思ったりもします。

地元に男祭りがあるのですが、
本気で男扱いで
参加させてほしくてたまりません。

女性が派手な格好をして
集まって来るのですが、
危ない場所も把握せずに居るので
進行の邪魔だとイライラします。

自分も女なのに、
この祭りにチャラチャラした女は要らない!と強く思ってしまいます。

あと生理になる度、
痛みが強いからというのもありますが
子宮を全部取りたいと何度も思いました。

胸も邪魔だとよく思います。
(小さい方がよかったのに、と)

また、兄がいるのですが
尊敬できるような兄ではないので、
自分が男だったら家を継げたのにと
悔しく泣くことも多くありました。

ですが私が好きになるのは男性です。

女性は好きとか何も考えられません。
母に対しても
相当な嫌悪感を持った時期がありました。

自分では自分のことを
男っぽいしお父さん子だと思います。

けれど女ということに
苦痛を感じたりはあまりしてません。

男になりたい時もある、
でも私は女なんだ、
という感じです。

これは成長過程のコンプレックスや
年上の男性と話す機会が多かったから
女性との間に溝ができてしまってるのか
性別違和なのかわからないのです。

長くなりましたが、
自分と同じような感覚の方が
近くにおらず悩んでいました。

よろしくお願いいたします。

臨床心理士の返信

ご質問ありがとうございます。

自分自身が女性であることには
嫌悪感を感じてはいないけれども、
女性的なあり方よりも、
男性的なあり方の方に
居心地の良さを感じていらっしゃるのですね。

 

ご自身の状態が
生まれ育った環境によるものなのか
「性別違和」によるものなのか
ということですが、

性別違和とは、
性別の違和感の原因になる
病気などの名前ではありません。

そうではなくて、

性別に違和感を感じて苦しむ状態を
「性別違和」と呼びサポートしましょう

という考え方の一つです。

つまり、
原因を特定するための診断名ではなく、
サポートをするための診断名なのです。

 

性別に対する違和感の原因については、
生まれ育った環境による場合もあれば、
生まれつきの場合もあり、
おそらく、それを特定する方法は
今はないのではないかと思います。
(不勉強で間違っていたらすみませんね)

 

ただし、原因が分からなくても、
サポートを受けることはできます。

質問者さんは、
ご自身とは同じような感覚の方が
お近くにおらずに
ずっと悩んでいらっしゃったのですよね。

その状況を、
どのようにとらえて、
これからどうしていくのか、
カウンセリングで一緒に検討していくことは
出来ます。

 

お近くの臨床心理士や
精神科で相談しても良いですし、
当サイトのメールカウンセリングで
ご相談いただくこともできます。

よろしければ、お一人で悩まずに、
専門家にご相談くださいね。

臨床心理士 高橋雄太

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