思ってしまう思い・つくる思い

思ってしまう思い・つくる思い

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心の中の思いを「思ってしまう思い」「つくる思い」の2つに分けてみると、悩み事が解決しやすくなるかもしれません。

思ってしまう思いとは

【思ってしまう思い】とは、心の中に勝手に浮かぶ気持ちです。

例えば、お腹が空いている時に食べ物が目の前にあると「食べたいなぁ」と思ってしまいます。

この「食べたいなぁ」は、自分で思いたくて思っている訳ではないですよね。

このように、勝手に自動的に心の中に浮かんでくる思いの事を【思ってしまう思い】と言います。

つくる思いとは

【つくる思い】とは、自分で思おうとして思う気持ちです。

例えば、食べ物が目の前にあって「食べたいなぁ」と思っても「ダイエット中だから食べないようにしよう」と思うことは出来ますよね。

この「食べないようにしよう」は、自分でそう思おうとおもって思っている思いです。

このように、自分で主体的に心の中につくり上げる思いを【つくる思い】と言います。

行動は【つくる思い】によって決定する

そして、最終的にこの【つくる思い】で思った通りに人間は行動します。

『食べないようにしよう』と思えば、我慢出来ますし、
『食べちゃおっか』と思えば、食べてしまいます。

 

思ってしまう思い・つくる思いの図

出来事←(【思ってしまう思い】-【つくる思い】)→行動

ダイエットの例の図

食べ物←(【食べたいな】-【食べないでおくかぁ】)→食べない

 

思ってしまう思いはコントロール出来ない

【思ってしまう思い】は消したり変えたりする事が出来ません。勝手に心の中に浮かんできてしまうので、自分の意思でどうにかする事ができないのです。

例えば、「食べたいなぁ」という思ってしまう思いは、どんなに「食べたいなんて思っちゃダメ!」としても、どうしようもなく思ってしまうものです。

 

それどころか【思ってしまう思い】を無理に消したり変えようとしたりすると、むしろ余計にその思いは強くなってしまいます

「食べたいなんて思っちゃダメ!」と思えば思うほど、逆に「食べたい」という思いに注意が向いて「食べたい」という思いを強く感じてしまうのです。

 

そのため【思ってしまう思い】は「何を思ってもOK」とありのままを受け入れると良いと言われています。無理に変えようとするよりも、受け入れた方が【思ってしまう思い】の影響力は低くなるのです。

 

つくる思いはどんな事でも思える

一方で【つくる思い】はどんな事でも思ってみる事が出来ます

先ほどの例で言うと、どんなに「食べたい」と思ってしまっていても、「食べないでおくかぁ」と思ってみることは出来ます。

そして【つくる思い】が自然と無理なく思えるようになると、それが行動になるのです。

もちろん一度思っただけでは、なかなか行動には結びつかない場合も多いです。【つくる思い】が長続きしないで心変わりしてしまったり、【思ってしまう思い】に流されてしまったりするからです。

でも自転車の練習と同じで何度も繰り返し思ってみたり、無理なく思い続けられる“思い方”を工夫してみたりすることで、次第に自然と思い続けられるようになります。それが行動になっていくのです。(ちなみにカウンセリングでは【つくる思い】を無理なく思える工夫をカウンセラーと一緒に行います)

このように【つくる思い】は自分で思いたいように思えるのです。

何ができて、何ができないのか

【思ってしまう思い】に対しては、無理に消したり変えたりしようとせずに、ありのままを受け入れる。

【つくる思い】は自分の思いたいように思い続けてみる。自然と思える“思い方”を工夫してみる。

このように自分の心の中の思いを、【思ってしまう思い】と【つくる思い】に分けて考えてると、自分の思いに対してどう対処できるのが分かりやすくなるのです。


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