ものの価値が限りなくゼロに近づいた世界

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最近、ふむふむそうだよねー、と思った話。

ロボットやAIが発展しまくって、人間が働くポイントが少なくなればなるほど、そこにかかる人件費は少なくなって、物の価値はどんどん下がっていく。

リンクでは、材料費だけになる、という話だけれども、その材料費だってほとんどは人件費ですよね。例えば、家を建てる木材だって、木材そのものに価値があるわけではなくて、その木材を育てて、切って、運ぶことに価値があるわけであって、それをしているのは人なわけです

 

だから、労働が自動化されて人件費がかからなくなれば、物の値段はどんどん安くなる。

そんでもって、同じものであれば安い方が売れるのが市場原理なので、企業は儲かるために、どんどん自動化を進めてどんどん値段を下げる。そうすると最終的にはものの価値がかぎりなくゼロになりますよね、という話。

 

こういう「ロボットが仕事を奪う」的な話は前からあったのだけれども、今までは、それは一部の仕事だけの話で「奪われない仕事もあるからそっちへ!」みたいな話でした。

「10年後に無くなる仕事、残る仕事」みたいなの話題になりましたよね。

ところが、AIの発展がすごくて、シンギュラリティみたいなことも言われていて、「いや、全部の仕事がなくなるんじゃね?」という話になっているわけです。

カウンセリングもそのうち、自動カウンセリングシステムみたいなのができるんですかねー。萌えキャラでお願いします。

 

ものの価値がゼロになった社会って?

「ものの価値がゼロになって社会なんて、想像できない」と思うかもしれませんが、実はもう存在していますよね。

インターネットです。

インターネットでは、ほとんどの情報の価値がゼロです。厳密に言うと価値がゼロではなくて、価格がゼロですね。無料で好きなだけ見ることができます。この記事だってそうですよね。

ほとんどの情報はグーグルでちょこちょこっと検索すれば、すぐに手に入れることができます。しかも無料で。

そんな感じで、情報以外のものもAmazonでポチッとすれば、すぐに無料で届くみたいな社会になるんじゃないでしょうか。なにそれ最高か。

でも、よくよく考えてみれば、「もの」って無いと困るけれども、ありすぎても困りますよね。私は花粉症でティッシュを欠かせませんが、部屋いっぱいにティッシュがあっても困ります。

なので、無尽蔵にものが欲しくなるというこは決してなく、ある程度の供給が自動化されれば、需要は落ち着くわけです。ていうかティッシュはすでに無料で配ってますね。

だから、ものの価値がほとんどゼロになったとしても、私たちの消費行動はそんなに変わらないと思っています。

んじゃ、何が変わるかというと、労働です。

 

ものの価値がゼロになった時に、求められるもの

必要なものはほとんど無料で手に入るのですから、働く必要はない訳です。

でも私たちは、働く必要がないからと言って、ずっと寝てる訳ではないですよね。そのうち、暇になって、何かをしたくなります。

ある人は、スポーツをしたくなるかもしれませんし、音楽をやりたくなるかも、自分好みのデザインの服を作りたくなるかもしれませんし、自分でぬか漬けを作ったりしたくなるかも、タイムマシンをつくる挑戦をする人もいるかもしれません。

そんな感じで、それぞれが思い思いに好きなことをやり始めると、たまに凄いことをする人が出てきます。そういう人は他の人から注目されて、ファンができたり、活動を手伝ってくれる人が現れます。

する必要はないけれども、そうすることで自分が豊かになったり、誰かが喜んでくれたりする活動。それが、ものの価値がゼロになった社会で、人間の主な活動になっていくはずです。

ものの価値ではなくこころの価値を求める社会と言ってもいいかもしれませんねー。


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