眠れない時の対処法:行動編

眠れない時の対処法:行動編

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眠りたいのに眠れない。

そんな眠れない時の対処法を、何回かに分けて紹介しています。

<眠れない時の対処法:気持ち編>

今回は「行動編」。日常的に行っている行動も睡眠に大きく関係しています。行動を少し変えるだけで、眠りやすくなることがあります。

例えば、こんな経験はないでしょうか?

眠気が出てきて「そろそろ寝れそうかな」と思いベッドに入る。するとさっきまでの眠気が嘘のように目がさえてしまう

眠かったはずなのにベッドに入ると何故か目が覚めてしまう。これは条件付けという心の仕組みが影響している可能性があります。

条件付けとは簡単にいえばクセのようなものです。
「ある行動Aと、ある反応Bを繰り返し同時に行うと、元々は全く関係のないこの二つが結びついて、行動Aを行うだけで反応Bが引き起こされる」という心の現象です。

例えば、梅干しとかレモンとか酸っぱいものを見ると唾液が出ますよね。これは多くの人に起こる普通の現象なのですが、よくよく考えてみると不思議なことです。なぜなら、見ただけでは酸っぱくもなんともないからです。

「梅干しを見る」という行動は本来、唾液を出しません。
「梅干しを食べる」と生理的に唾液が出ます。

「梅干しを食べる」前には大抵は「梅干しを見ます」
だから私たちは「梅干しを見る」→「梅干しを食べる」→「唾液が出る」という行動と反応の組合せを、かなり長い間経験しています。

そうすると、この組合せを脳が学習して、「梅干しを見る」→「唾液が出る」という元々は存在しない行動と反応の組み合わせを作り出してしまうのです

 

これと同じ事が睡眠でも起こります。
本来「ベッドに入る」という行動自体には目が覚める要素は存在しません。
ところが、ベッドに入った後に目が覚める行動を日常的にしていると、「ベッドに入る」→「覚醒する」という不要なクセが付いてしまいます。

よくあるのはベッドに入りながら本を読んだり、音楽を聴いたり、携帯をいじったりするといった行動です。本人は「眠れないから仕方なく」そうするのかもしれませんが、逆にその行動によって、さらに眠れないクセが付いているのです。

もしそのようなクセが付いてしまったら、普段の行動を少し変えてみましょう。

まず、ベッドに入ったら目をつぶって寝ようとします。
決して眠れなくても、本を読むなどしてはいけません
どうしても何かしたくなった時には、必ずベットから出て行いましょう。
それを毎日繰り返して続けていると「ベッドに入る」→「目が覚める」という条件付けが次第に消去されていきます。

そうは言っても実際にやってみると上手くいかない事もあるかもしれません。
そんな時はメールカウンセリングをご利用ください。あなた自身にあった方法を一緒にお探ししますよ。

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