不安と上手に付き合う方法②想いを創る

不安と上手に付き合う方法②想いを創る

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不安と上手に付き合う方法について、連載しています。

 

不安と上手に付き合う方法は、次の2つ

①不安を受け入れて、受け流す
②想いを創る

 

前回は、①不安を受け入れて受け流すについてお伝えしました。

 

今回は、②想いを創るについてのお話です。

 

不安を受け入れてから、どうするか?

前回は…

不安は思いたくて思っているのではなくて、勝手に思ってしまう思い。
不安は、消そうとしても消えるものではない。
むしろ、不安を消そうとすればするほど、不安をもっと強く感じてしまう。
 
なので、不安を消そうとするのではなくて、不安を受け入れて、不安がありながらもやっていけるようにしましょう。

という、話でしたね。

 

今回は、その続き。

不安を受け入れたあと、上手くやりたいこと・やるべきことが出来るコツを紹介します。

 

不安と上手に付き合えている人の心の中

ここで、ちょっと具体的に、どんな気持ちになったら、不安がありながらも上手く出来るのかを見てみましょう。

ここに、就職活動を頑張っているAさんとBさんがいます。

AさんもBさんも状況は一緒。就職試験を10社受けましたが、どれも落ちてしまいました。

 

2人の心の中を覗いてみましょう。

Aさんの心の中

「10社も受けたのに、落ちてしまった。本当に就職できるのか心配だ。
このまま、もし受からなかったらどうしよう。ああ、明日も試験があるけどこんな気持じゃ失敗しそうだ。こんなこと考えてる場合じゃないのに、どうしよう…」

 

Bさんの心の中

「10社も受けたのに、落ちてしまった。本当に就職できるのか心配だ。このまま、もし受からなかったらどうしよう。ああ、明日も試験があるけどこんな気持じゃ失敗しそうだ。こんなこと考えてる場合じゃないのに、どうしよう…

まあでもこの状況じゃ、心配になるのも当たり前か
うまく出来るかどうか分からないけど、やるだけやってみるかぁ

Aさんは、不安に飲み込まれて意気消沈していますね。

Bさんも、また、Aさんと同じような不安を感じています。

でもBさんは、自分の不安な気持ちを受け入れて、最後に「やれるだけやってみるかぁ」という想いを創っています

そう思うことで、Bさんは不安から自分を取り戻して、明日の試験に挑む事ができるのです。

これが、不安と上手に付き合うということです。

 

想いを創る、 ということ

不安は、思ってしまう想い、消すことはできません。想いを引くことはできないのです。

一方で、想いを足すことはできます。それが想いを創るということです。

 

ちょっと試してもらいたいのですが、『空を飛んでみるかぁ』と思ってみてください。

「そんなことは無理だ」と思う人は、【思うこと】と【できる事・やること】を混合しているかもしれません。

別に実際に出来る必要はないのです。人間が空を飛べないことなんて誰でも理解しています。でも、そう理解しながらも心のなかでは『空を飛んでみるかぁ』と思ってみることは出来ますよね?

思うだけ、です。

もし、 それでも難しいと思うなら、声に出して言ってみてください。

『空を飛んでみるかぁ』

ただの音読です。言えましたよね?

ある言葉を言うためには、必ず思わなければなりません。

言ってみたということは、思ってみたということでもあります。

思ってみるというのは、自由に出来ることなのです。

 

さて、こんなふうに人間は、自分の意志で自由に、気持ちを思ってみる事ができます。

不安を消すことは自由にはできないけれども、不安の中で想いを創ることは自由にできるのです。

 

想いを創ると、そうなる

そして、あることをするためには、その前にそのことを「やってみるかぁ」と思わなければなりません。

 

試しに人差し指をピンと立てて見てください。

 

どうです?「人差し指を立ててみるかぁ」と思ってから、指が動いたでしょう?

 

え?そんなこと思っていない??

 

それは思うのが早すぎて、意識できていないだけかもしれません。
だって、動かそうと思っていないのに勝手に指が動いた訳じゃないでしょう?

 

このように、何かをするために、私達は「やってみるかぁ」と思っています。逆に言えば、「やってみるかぁ」と思わずに、身体が勝手に動くことはほとんどありません。

 

最初の例に戻りますが、Bさんは「やるだけやってみるかぁ」と想いを創ったので、どんなに不安があっても、やるだけやってみることが出来ました

このように不安を感じながらも、「やってみるかぁ」思ってみることで、自分がしようと思う方向に自分自身を導くことができるのです。

 

これが、不安と上手に付き合うということです。

 

とは言っても、人間の心は十人十色。

思ってみてもすぐに打ち消されてしまったり、思おうとすると苦しくて仕方なかったりすることも、よくあることです。

その場合は、一人ひとりの事情にに合わせて、想い方を少し工夫する必要があるかもしれません。

ここらぼ心理相談では、一人ひとりの事情に合わせたメールカウンセリングを、個別でやっています。相談して、事情を伝えていただくことで、よりあなた自身に合ったあなただけの方法を一緒に探すことができます。

自分でやってみたけれども、どうも上手くいかない時は、メールカウンセリングもご利用くださいね。


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